過去の上映作品

12.11(土)~12.17(金) 特集上映:身体表現としてのダンス ~障がい・境遇を越えて

美しいだけではない…
己を表現し、人と人を繋ぐダンス!!

本特集は大人1100円とお得にご覧いただけます。
(高校生以下800円)

ダンスは、ただ美しいだけではなく、時に言葉よりも雄弁な身体表現かもしれません。今回の 「特集上映:身体表現としてのダンス ~障がい・境遇を越えて」では、そんな“身体表現”“自己表現”としてのダンスに主眼を置いた4作品を集めてみました。

上映作品:
『ダンシング・ホームレス』
『リル・バック ストリートから世界へ』
『へんしんっ!』
『イサドラの子どもたち』

イギリスなどでは、「コミュニティダンス」と呼ばれる、年齢・性別・社会的立場や障害の有無に関わらず、一般の人々がダンサーといっしょになって地域や教育現場などで行う創造的な活動などが浸透し始めています。今回の上映作品で描かれるダンスはコミュニティダンスではありませんが、障がいや境遇といったものにとらわれず、どんな人にも開かれたダンスという点では同じです。それは、人との違いを受け入れたり、自分自身や相手をより深く理解できる一助につながるものかもしれません。

コロナ禍で人とのつながり方が変化していく現代を楽しく生き抜いていくために、これまでとは違ったコミュニケーションのありかたを、ぜひご覧になってみて下さい!

 

「特集上映:身体表現としてのダンス 〜障がい・境遇を越えて〜」

▼上映期間:12/11(土)~12/17(金) ※火曜休映
▼タイムスケジュール

【トークゲスト出演情報】

☆12/12(日)『ダンシング・ホームレス』10時の回上映終了後、トークあり
ゲスト:寺尾紗穂さん(音楽家・文筆家)

 

【上映作品】

『ダンシングホームレス』(日本/2019年/99分)
  
どん底を経験したホームレス(路上生活)経験者によるダンス集団“新人Hソケリッサ!”を追ったドキュメンタリー。家庭内暴力や病気などで社会的な挫折を味わい、疎外感に苛まれながらホームレスになった彼らが、唯一残された肉体と、圧倒的な熱量で、彼らにしかできない肉体表現を追求していく姿を描いていく。

▽上映日時
12/12(日) 10:00 ☆寺尾沙穂さんのトーク付き上映
12/13(月) 13:30
12/17(金) 13:30

 

 


『へんしんっ!』(日本/2020年/94分)

電動車椅子を使って生活する石田智哉監督が、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ったドキュメンタリー。PFFアワード2020グランプリ受賞作。映画製作を通じて様々な人と関わりあう中で、多様な“違い”を発見してゆく監督は、やがて、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」と表現する振付家・ダンサーの砂連尾理さんに誘われ、パフォーマーとして舞台に立つことに―

▽上映日時
12/11(土) 13:30 
12/16(木) 13:30
 

 


『イサドラの子どもたち』(フランス・韓国合作/2019年/84分)

モダンダンスの始祖と呼ばれる伝説的ダンサー、イサドラ・ダンカンが、事故で失った自身の2人の子どもたちに捧げたソロダンス「母」をモチーフに、現代に生きる4人の女性の喪失と再生を描いたヒューマンドラマ。2019年・第72回ロカルノ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。

▽上映日時
12/11(土) 17:20 
12/12(日) 14:40
12/15(水) 13:30

 


『リル・バック ストリートから世界へ』(フランス・アメリカ合作/2019年/85分)

世界的ダンサーのリル・バックにスポットを当て、その驚異的なダンスの秘密と、彼が育った街メンフィスを描いたドキュメンタリー。リルのダンスを偶然目にした映画監督スパイク・ジョーンズが動画をYouTubeに投稿したことで、ストリート出身のリル・バックは世界中から注目を浴び…

▽上映日時
12/11(土) 15:30 
12/12(日) 12:45
12/13(月)~12/17(金) 15:30   ※火曜日定休

 

 


▼料金:一般1100円、高校生以下800円

 


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