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4.29(土)限定『いのちの停車場』座談会付き上映

ゴールデンウィーク初日となる4月29日(土)1日限定で、現代医療制度や安楽死、尊厳死の問題に向き合うヒューマンドラマ『いのちの停車場』を上映します。また、上映後には、まさにいのちの現場最前線で活躍する専門家と、本作の製作に当たったプロデューサーの方による座談会も開催。ご登壇いただくのは、日本の地域医療の第一人者である黒岩卓夫さん、今井洋介さん、本作プロデューサー冨永理生子さん、医療監修の鶴岡浩樹さん、鶴岡優子さんです。
皆様のご来場お待ちしております!

**イベント詳細**

映画『いのちの停車場』座談会付き上映

▼開催日:2023年4月29日(土)
▼開催時間:上映開始 15:30- その後17:30頃より座談会(約1時間)
▼登壇者:
黒岩卓夫さん(医師 地域医療専門家)

鶴岡浩樹さん(医療監修)
鶴岡優子さん(在宅医療診療所所長)
冨永理生子さん(東映プロデューサー)
今井洋介さん(医師)

 

『いのちの停車場』

作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出監督が映画化し、吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマ。東京の救命救急センターで働いていた白咲和子(吉永小百合)は、ある事件をきっかけに故郷の金沢に戻り、まほろば診療所の在宅医師として再出発をする。様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーとともに寄り添っていく。そんなとき、最愛の父が倒れ……。

▼公式HP
https://teisha-ba.jp/

 

 

▼登壇者プロフィール

◇黒岩卓夫 (くろいわたくお)
昭和12年4月2日生まれ。東大医学部学生のとき全学連リーダーとして活動。東大医科学研究所,青梅総合病院をへて,昭和45年から新潟県大和町診療所に勤務。独自の地域医療にとりくみ、58年ゆきぐに大和総合病院を発足させ院長。1992年6月15日(平成4年)浦佐萌気園診療所長。そのほか、医療法人萌気会理事長、NPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク代表、全国地域医療研究会世話人、医療の心を考える会代表、福祉法人桐鈴会理事長。長野県出身。著作に「地域医療の冒険」など。

◇冨永理生子(とみながりうこ)
映画/TVプロデューサー。主な作品は、第38回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリ&エキュメニカル審査員賞受賞「ふしぎな岬の物語」(2014)、第42回日本アカデミー賞12部門受賞「北の桜守」(2018)、第45回日本アカデミー賞7部門受賞「いのちの停車場」(2021)など。
能楽と映像のコラボレーション舞台「神・鬼・麗 三大能」が現在配信にて公開中。

◇今井洋介(いまいようすけ)
1967年生まれ。医師・医学博士。91年より新潟大学医学部よろず医療研究会主催。「癒しのネットワーク」出版。「患者の視点で、全ての医学を平等に選択できる診療所」を理想とし、よろず医療相談所を試みる。血液悪性腫瘍を中心に、化学療法、造血幹細胞移植、分子標的療法が効きそうな病気全てを診療。再発防止のため、よろず医療ネットワークを頼りにしている。

◇鶴岡浩樹(つるおかこうき)
医師・医学博士。1993年順天堂大学卒業、自治医科大学地域医療学教室入局し、各地で地域医療の研鑚を積む。自治医科大学附属病院総合診療部外来医長を経て、2007年栃木県下野市につるかめ診療所開設(現副所長)。2013年より日本社会事業大学大学院教授福祉マネジメント研究科教授(現職)。映画「いのちの停車場」では医療指導、英語字幕監修を担当。登壇者の今井洋介氏とは中学以来の親友。

◇鶴岡優子(つるおかゆうこ)
医師・医学博士。1993年順天堂大学卒業、旭中央病院を経て、自治医科大学地域医療学教室入局し、各地で地域医療の研鑚を積む。自治医科大学附属病院総合診療部在宅医長を経て、2007年からつるかめ診療所に加わり2015年より所長を勤める。つるカフェ主宰。映画「いのちの停車場」では医療指導、英語字幕監修を担当、女優志望で出演もしている。

 

▼予告編

 

 


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