近日公開

8.23(土)〜『木の上の軍隊』

1945年沖縄――終戦を知らずに2年間、
ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵の実話に基づく物語。

 

激しい戦いが繰り広げられた1945年沖縄県伊江島で、2人の日本兵が木の上に身を潜め、敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びたという実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台を映画化。監督・脚本は、『ミラクルシティコザ』で知られる沖縄出身の新進気鋭・平 一紘。全編沖縄ロケ、伊江島で実際に生い茂るガジュマルの樹上で撮影を敢行。

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することを決断する。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

 

▼上映期間
8/23(土)~
上映スケジュールはコチラ

 

▼公式HP
https://happinet-phantom.com/kinouenoguntai/

 

▼予告編

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