16ミリ映写機講習会に行ってきました@上越市視聴覚ライブラリー

たまたま見つけた「16ミリ映写機講習会」。
講習を受けると16ミリフィルムを扱ってもよいという免許証がもらえるとのこと。
サイズは違えど(映画館のフィルムは35ミリ)、映写機に携わる自分としては、行きたい!映写の仕組みを勉強したい!と思い行ってみました。kanagonです。
開催日は5月9日(月)。会場は、郊外のショッピングモール近くの教育プラザ。
上越市視聴覚ライブラリー主催で定期的に16ミリ映写機講習会が行われているようです。
他の自治体でも、16ミリ映写機をもっているところでないと講習会はできないので、全ての自治体では講習会は開かれていないようです。
参加者は4名(内世界館のスタッフ/ボランティア3名)。
若い人たちが来てくれて嬉しいよ~と講師の先生がおっしゃってました。
なかなか若い人は来ないようです。平日の昼間ですしね・・・。
講義は理論→実践という流れ。
映像を映し出すランプの種類からフィルムの音声情報の記録の違いまで基本的なことを学びました。
映写機の種類のところで「もう16ミリ映写機は製造中止のなっていますから、壊れたら新品と交換するのではなく壊れたところを直して使っていかないといけないんですよ」と先生。35ミリの映写機と同じだ!
フィルムに光を当てるランプ。左から、真空管、ハロゲン、キセノン。
左が16ミリフィルム。右が35ミリフィルム。16ミリには片方にしか穴がない。
講義の後、実際の16ミリの映像で改めて16ミリ映写機の扱い方を学びます。(この映像がまたレトロでよい!)
映像を見た後で、いよいよ実践です。
「最後に一人で映写機回せるかどうかチェックしますよ~」と先生。
自動車の免許のときほどとはいかないけど、少し緊張しつつ手順表をみながら映写機を動かしていきます。
フィルムを「かける」作業。
これは半自動タイプの映写機なので、通すだけでかけられます!
身体は小さいけど、かっこいい16ミリの映写機。
16ミリと35ミリで何が圧倒的にちがうかというと、手軽さ。
35ミリの映写機は持ち運ぶのがとても大変ですが(詳細は映画「旅する映写機」を参照)、
16ミリなら映写機はコンパクトで持ち運びも簡単です。(ただ、持ってみると結構重いので35ミリと比べればというところです)
映像が映ると単純に嬉しいです^^
講習の時に使用したフィルム。結構古そうでした。
最後に無事に免許証をもらえました!嬉しい!
次回の16ミリ映写機講習会は8月3日だそうです。
全体を通して、映写は機械のメンテナンスが大事なんだなと思いました。
(ほこりをブラシで取る作業が大事だよと何度も先生がおしゃってました)
ほこりがつくと映写機の故障の原因にもなりますし、フィルムも傷つきますからね。
世界館の映写機も大切にしてあげないとなあ。
→世界館をきれいに掃除する「おそうじ会」を5/29(日)に開催します!
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