11.4(土) 活弁×琵琶『忠臣蔵』上映会(出演:片岡一郎、川嶋信子)
日本最古級の映画館で無声映画の名作を観よう!
活動弁士の巧みな話術と薩摩琵琶の調べが作品に命を吹き込む!
活動弁士の片岡一郎さんの語りによる無声映画の上映会です。
なんと川嶋信子さんによる薩摩琵琶の生演奏つきとなります!
▼日時
11月4日(土)15:00~
▼料金
1,500円(高校生以下無料)
▼出演者
片岡一郎(活動写真弁士)、川嶋信子(薩摩琵琶奏者)
▼上映作品
『忠臣蔵』1926年・日活・52分
監督・池田富保、主演・尾上松之助

解説:日本映画初のスター俳優・尾上松之助が自身の集大成として取り組んだ大作。各地に断片のみが現存が確認されていたが2015年に9,5mmフィルムで販売された長尺版が発見され大きな話題となった。2015年京都国際映画祭での大江能楽堂や、2016年東京国際映画祭での歌舞伎座など近年の映画界における極めて重要な企画で相次いで上映されている本作が高田世界観で初上映される。
『中山安兵衛』1925年・日活・4分
監督・波多野安正、主演・尾上松之助

解説:赤穂浪士の中でも最大の人気を誇る堀部安兵衛が越後国新発田藩(現在の新発田市)である事は広く知られている。当然、安兵衛を主役とした映画も数多く制作されており、当時の観客は俳優ごとの安兵衛を楽しんでいた。本作は尾上松之助が安兵衛を演じている。残念ながら現存しているのは約4分と短いが、堂々たる風格の殺陣から、この時代の人気を伺うことが出来る。
◆活動写真弁士とは—
無声映画(音がついていない映画)=活動写真の内容を語り解説する専門の解説者。
高田世界館でもかつて活動写真弁士が舞台に上がり語りを行っていた。
片岡一郎プロフィール:
昭和 52 年 11 月 東京生まれ 。平成 13 年 3 月 日本大学芸術学部演劇学科を卒業。 平成 14 年 2 月 活動写真弁士の第一人者である澤登翠に入門。澤登門下総領弟子。 レパートリーは日本映画・洋画・中国映画・アニメ・記録映画と多岐に渡る。 これまでに手掛けた無声映画は約 350 本。バイオリン演歌を福岡詩二、紙芝居を秋山呆栄より指導を受ける。 これまで日、米、独、加、豪、克、伊など 16 ヵ国で公演。その他にも執筆や舞台出演、声優業もこなす。
川嶋信子プロフィール:
桐朋学園大学短期大学部芸術学科(現・桐朋学園芸術短期大学)卒業。役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍。その後、日本の音に言いようもなく惹かれる自分に気付き琵琶と出会う。薩摩琵琶を鶴田流岩佐鶴丈に師事。神社、仏閣での奉納演奏の他、琵琶を身近に感じてもらおうと江戸東京博物館やイベント出演など東京を中心に演奏活動を行っている。
第53回琵琶楽コンクール第二位。
邦楽オーデション合格。 HNK・FM「邦楽のひととき」出演。
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