【託児付き上映もあるのですが…】子どもと一緒に『新感染』を鑑賞しました!
こんにちは。世界館スタッフのニコです。除雪がやっとひと段落ついた先週末、4歳と6歳のこどもと一緒に、話題の韓国ゾンビ映画、『新感染 ファイナル・エクスプレス』を鑑賞しました。「子どもと一緒にゾンビ映画!?」と、びっくりされる方も多いかともいます。私自身も、ちびっ子を連れてくる予定はなかったのですが、予告編をみた子どもたちが「みたい!」といったこと、そして、先に鑑賞したスタッフ佐藤さんの「痛そうなシーンはない、それほどグロテスクではない」との言葉を信じ、思い切って見に来てみました。
結論から言うと、大丈夫でした!
もちろん、怖くて見られないシーンもあったりはしたのですが、普段、戦隊ものや怪獣ものを見ているお子さんなら、そこまでひどくトラウマになるようなことはないと思われます。 むしろ見終わったあとに6歳の子は「ゾンビよりも腹が立ったのはさ…」と、作品のメッセージをしっかり受け取っているのだなと思わせることを言っていてびっくりすると同時に嬉しかったです。
そう、『新感染』は単なるおどろおどろしいゾンビ映画、スリルと興奮を突き詰めたパニック映画で終わるものではないんです。そこにこめられた普遍的なメッセージは、とても明確で、観た後に心に残ります。登場する人々がそれぞれに抱く人間ドラマは丁寧にわかりゃすく描かれています。感動して涙が止まらないというようなレビューもよくみかけますが、なるほどなと納得できるものがありました。
この夜、子どもたちは当然のようにゾンビごっこでにぎやかに暴れまわっていました。ゾンビに立ち向かうのは、子どもたちお気に入りのインド映画『ラ・ワン』に登場する最強の悪役ラ・ワン・・・子どもたちのなかでオリジナルのスーリーができあがり、イマジネーションのふくらみは留まるところを知りません。そのロールプレイの中で、兄弟で力を合わせたり、助けをもとめたりそれに応えたり、勇気をだして危険(母ゾンビ)に立ち向かったり…実は、生きていくのに必要なことをいっぱい学んでいるような遊び方でした。映画という、心にダイレクトに響くものが呼び水になって、こういった子どもの世界が色鮮やかに展開していく… 私が、子どもと映画を見に行くのが好きなのはこんなところにも理由があります。
まあでも、別にゾンビ映画じゃなくてもいいんですけどね(笑
やっぱり子どもにゾンビ映画はちょっとなぁという方、もちろんいらっしゃると思いますし、その気持ちはよく分かります。ですけど、お子様のいる方にも(むしろ、お子様のいる方に!)ぜひ見ていただきたい作品なのです、この『新感染 ファイナル・エクスプレス』は。
12月23日(土)、14:30~の上映は無料で託児サービスもご利用いただけますので、よかったらこの機会にぜひ高田世界館で「泣けるゾンビ映画」デビューをしてみてください!
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- 2025年2月25日 3.22(土)~4.5(土)『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
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