「インディアンムービーウィーク2021 パート2」開催!
首都圏・関西限定の特集企画が上越で開催!
映画大国インドから、日本未公開作中心に多彩な作品をご紹介!
当館でも以前から上映している特集企画・IMW(インディアンムービーウィーク)。普段見ることのできない貴重なインド映画に触れられる機会となっています。今回もインド映画らしい歌とダンス満載のコメディから社会の暗部に切り込んだシリアスな作品まで、多くの方にお楽しみいただけるような内容となっております。どうぞご期待ください!
▼開催期間:2021年10月16日(土)〜10月31日(日)
※土日限定の開催となります。
上映スケジュールはこちら
▼料金:一律 1800円(シニア割引等ありません)
※特別興行につき招待券、割引券、スタンプ特典はご利用いただけません。
(当館発行の未来鑑賞券は+300円頂戴いたします。)
▼公式HP(当館以外の情報が含まれております)
https://imwjapan.com/
【上映日時と作品】
◯10/16(土) 1日2作品上映
①『俺だって極道さ』14:00-上映
お洒落でシュールなリベンジ・コメディ
ポンディシェリに住む青年パーンディは、警官の母親を持ちながら極道になることに憧れており、友達のドーシと一緒に「極道ごっこ」で小遣いを稼いでいた。ある夜彼は聴覚障がいがある女性カーダンバリに出会い、一目惚れする。何とか彼女の心を開こうとするパーンディに対してカーダンバリが求めたのは、彼女のトラウマとなっている襲撃事件の首謀者である大物極道への仇討ちだった。仇討ち作戦は、想定外の勢力が脇から加わり、思わぬ方向に転がり出す。旧フランス領ポンディシェリのお洒落な街並みを舞台にした、ちょっぴりシュールで、ふんわりと軽い、異色の新感覚リベンジ・コメディ。
監督:ヴィグネーシュ・シヴァン
製作:ダヌシュ
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、パールティバン、ラーディカー・サラトクマール、R・J・バーラージ
音楽:アニルド
字幕:日本語
ジャンル:ロマンス、コメディ、クライム
映倫区分:G
2015年/ タミル語/ 139分
© Wunderbar Films
②『マスター 先生が来る!』16:45-上映
公開初週の世界興収第1位! 荒廃した少年院の更生に立ち上がる、正義の教師
名門大学教授のJDは、アルコール依存症気味だが学生には大人気。学生会長選挙での責任をとり休職し、地方都市の少年院に赴く。一方、その地方都市で生まれたバワーニは、少年時代にギャングの手で両親を殺され、その後少年院での生活で辛酸をなめ、冷酷非道な非合法ビジネスの大元締めに成長していた。バワーニが支配する荒廃した少年院で、JDは少年たちの更生のために立ち上がる。大人気俳優ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)と注目俳優ヴィジャイ・セードゥパティ(キケンな誘拐)を主役に据えた、勧善懲悪のアクションドラマ。
監督:ローケーシュ・カナガラージ
出演:ヴィジャイ、ヴィジャイ・セードゥパティ、マラヴィカー・モーハナン、アルジュン・ダース
音楽:アニルド
字幕:日本語
ジャンル:アクション、ドラマ
2021年/ タミル語/ 179分
映倫区分:PG-12(暴力シーンあり)
© B4U Motion Pictures, © Seven Screen Studio, © X.B. Film Creators
◯10/17(日) 1日2作品上映
①『ラジニムルガン』14:00-
極楽トンボのハッピー・マドゥライ
南インド、マドゥライの街で毎日を遊び暮らす無職青年ラジニムルガンには、幼少時から決められていた婚約者カールティカがいたが、婚約を取り消したくなった父親によって、彼女は遠い町に送り出されていた。成人してマドゥライに帰郷した彼女を見て惚れ直したラジニムルガンは、あの手この手の求愛を試みる。一方、孫が身を立てるのを助けようと、彼の祖父は屋敷の売却を試みるが、そこに法定相続人を名乗る未知の男が現れて、一族に波紋が広がる。人気俳優シヴァカールティケーヤンとキールティ・スレーシュによる、カラフルなロマンチック・コメディ。
監督:ポンラーム
出演:シヴァカールティケーヤン、キールティ・スレーシュ、ラージキラン、スーリ、サムドラカニ、アチュート・クマール
音楽:D・イマーン
字幕:日本語
ジャンル:ロマンス、コメディ
映倫区分:G
2016年/ タミル語/ 155分
© Thirupathi Brothers
②『イングリッシュ・ミディアム』17:00-
娘の留学を叶えようと奮闘する父を描く、ファミリーコメディー
老舗菓子店を営むチャンパクは、早くに妻を亡くし、娘ターリカーを一人で育ててきた。ターリカーは猛勉強し、ロンドンの大学への留学奨学生に選ばれたが、父のうかつな一言でチャンスを失う。志望校の留学生枠は埋まり、残るは英国市民向けの入学枠のみ。それでも父は、娘の願いを叶えようと奮闘する。実力派俳優が勢揃いしたファミリーコメディ。英語教育熱を風刺した『ヒンディー・ミディアム』(2017)の物語上つながりのない続編(フランチャイズ作品)で、2020年に急逝したイルファーン・カーンの最後の出演作品。
監督:ホーミー・アダジャーニア
出演:イルファーン・カーン、ラーディカー・マーダーン、ディーパク・ドーブリヤール、カリーナ・カプール・カーン、パンカジ・トリパーティー、ランヴィール・ショーリー、ディンプル・カパーディヤー、ティロタマ・ショーム
音楽:サチン-ジガル
字幕:日本語
ジャンル:コメディ
映倫区分:申請中(インドでの区分はG相当)
2020年/ ヒンディー語/ 145分
© Maddock Films, © Skywalk Films
◯10/23(土)~10/29(金)1日1作品上映 ※火曜日定休
『グレート・インディアン・キッチン』
10/23(土)→10:00上映
10/24(日)→16:35上映
10/25(月)→13:40上映
10/26(火)→定休日
10/27(水)→14:00上映
10/28(木)、10/29(金)→13:40上映
グルメ番組のように始まり、家族制度の暗部に切り込む“ホームドラマ”
高位カーストの男女がお見合いで結婚する。中東育ちでモダンな生活様式に馴染んだ妻は、婚家で男たちに奉仕するだけの生活に疑問を持ち始める。教育を受けた若い女性が、家父長制とミソジニー(女性嫌悪)に直面して味わうフラストレーションをドキュメンタリー的タッチで描く。
同時に、2018〜19年に最高潮だった「シャバリマラ寺院への女性参拝問題」※もサブテーマとして現れ、伝統的ヒンドゥー社会での「穢れ」観にもメスが入る。公開後、多くの議論が巻き起こった話題作。日本初上映。
※同寺院は伝統的に女人禁制(初潮から閉経までの間の、子供を産める状態の女性の入山禁止)を敷いていたが、女性の法曹関係者による訴えが2018年に最高裁で結審し、女性参拝者の排除を違憲とした。
監督:ジヨー・ベービ
出演:ニミシャ・サジャヤン、スラージ・ヴェニャーラムード(ジャパン・ロボット)
2021年/マラヤーラム語/100分
字幕:日本語
ジャンル:ドラマ
映倫区分:G
©Cinema Cooks, ©Mankind Cinemas, ©Symmetry Cinemas
◯10/30(土) 1日2作品上映
①『マーリ』15:00-上映
鳩好きマーリの爽やか極道コメディ
チェンナイの下町に住むマーリは、身寄りなく育った若者。8年ほど前から土地を仕切る極道として皆に恐れられるようになっている。彼は鳩レースに入れ込んでおり、鳩の前では柔和な一面も見せる。そんな彼の前に、新しく地区の担当になったアルジュン警部とブティック経営者のシュリーが登場し、波乱が起こる。ダヌシュ(無職の大卒)のダンスも見どころ。
監督:バーラージ・モーハン
出演:ダヌシュ、カージャル・アグルワール、ローボー・シャンカル、ヴィジャイ・イエースダース、マイム・ゴーピ、カッルーリ・ヴィノード
音楽:アニルド
2015年/ タミル語/ 138分
字幕:日本語
ジャンル:コメディ、アクション
映倫区分:G
©Magic Frames, ©Wunderbar Films
②『マジック』17:45-上映 ※無言上映
医療をめぐる社会派スリラー
チェンナイの低所得者層地域で開業するマーラン医師は、低額で患者を診る人徳者で、国際会議でも表彰される。しかしその周りで医療関係者の不審死が起こり、警察は彼を拘束して尋問する。そこで浮かび上がったのは、ヴェトリという名の彼と瓜二つの奇術師だった。V・ヴィジャエーンドラ・プラサード(バジュランギおじさんと、小さな迷子)が脚本に加わり、娯楽性がある社会派スリラーに仕上がっている。インディアン・シネマ・ウィーク2018上映の人気作品。
※この作品のみ、イベント上映となります(紙吹雪・クラッカー使用可/詳細は本ページ下部をご確認ください)。静かにご鑑賞いただきたい方には不向きな上映となりますので、ご了承の上お申し込みください。(予約必須)
予約先→ info(at)takadasekaikan.com
監督:アトリ
脚本:アトリ、V・ヴィジャエーンドラ・プラサード、ラマナギリーヴァーサン
出演:ヴィジャイ、サマンタ、カージャル・アグルワール、ニティヤ・メーノーン、S・J・スーリヤー、サティヤラージ
音楽:A・R・ラフマーン
字幕:日本語
ジャンル:スリラー、アクション
2017年/ タミル語 / 169分
映倫区分:R15+
© Sony Music India, © Sri Thenandal Films
◯10/31(日)1日1作品上映
『サルカール 1票の革命』 13:00上映
社会を変える1票。痛烈な政治ドラマ
米国在住の大富豪スンダルは、タミルナードゥ州議会選挙への投票のため一時帰国でチェンナイを訪れる。投票所で彼が知ったのは、何者かが彼に成りすまして既に投票を終えていたということだった。スンダルは司法に訴えて再投票の権利を勝ち取るが、その過程で既存の政治家たちの腐敗を目の当たりにして、さらなる行動に打って出る。「1票の重み」のテーマから始まり、現実世界の既成政党への批判を縦横に繰り広げたため、現地での封切り時には物議をかもした。強面なヴァララクシュミ・サラトクマールの迫力ある悪役ぶりも大いに注目された。
監督:A・R・ムルガダース
出演:ヴィジャイ、キールティ・スレーシュ、ヴァララクシュミ・サラトクマール、ラーダー・ラヴィ
音楽:A・R・ラフマーン
字幕:日本語
ジャンル:ポリティカル・スリラー、アクション
2018年/ タミル語/ 162分
映倫区分:PG-12
© Sun Pictures
◯無言上映とは・・・?!
マサラ上映や応援上映で見られるような発声がない鑑賞スタイルとなります。ただし、紙吹雪OK、タンバリンOK、クラッカーOKとなりますので、比較的にぎやかな上映になることが想定されます。(なので、静かにご覧になりたい方は不向きな上映です。)
【留意事項】
・チケットは予約優先となります。(定員60名程度)。予約がない場合、ご入場いただけない場合があります。
・マスクの着用をお願いいたします。
・発熱などの症状がある場合はご来場をお控えください。
・上映前と上映後に手洗い(ハンドソープ使用のこと)及び手指のアルコール消毒をお願いいたします。
・席は自由席ですが、1〜2席空けての着席をお願いします。また、紙吹雪を使用できるスペースなど座席のゾーニングを行う場合があります。当日のスタッフの誘導に従ってください。
・上映後の清掃の簡略化のため、上映中に使用できる紙吹雪は《一袋まで》とさせていただきます。また、いちど床に落ちた紙吹雪を素手で触ることはお控えください。(清掃時も手袋の着用をお願いいたします。)
・タンバリン、クラッカー、紙吹雪の使用OK
・銃タイプのクラッカーも使用可能ですが、音量にご注意ください。
・上記以外の応援アイテムのお持ち込みはお問い合わせください。
マナーや感染防止策を遵守して、安全に楽しみましょう!
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