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11.1(日) 無料上映あり!「高田世界館 フィルム文化祭」

 

老朽化が問題になっていた高田世界館のフィルム映写機の復活リニューアル記念

映像のデジタル化によってなくなりつつあるフィルムの文化について、フィルムの魅力や映写設備について造詣の深い諸氏を招いて語り合う、無料上映会付きのフォーラムです。

デジタル全盛期の現代に逆行するかのごとく全編フィルムで撮影された『祖谷物語 ーおくのひとー』の蔦晢一朗監督、全国から消えつつあるフィルム映写機を追った『旅する映写機』の森田惠子監督、そして高田世界館の映写機の改修を手がけ見事に復活させた永吉洋介さんが来場します!

◆日程:11/1(日)
13:30- 映画『旅する映写機』(森田惠子監督)上映(無料

旅する映写機
上映詳細→http://takadasekaikan.com/archives/1351

15:20- 座談会「フィルム映画の現場から」(無料
《座談会ゲスト》
・蔦哲一朗(『祖谷物語 ーおくのひとー』監督)
・森田恵子(『旅する映写機』監督)
・永吉洋介(映写機技師)

【関連企画!こちらも注目!】

★蔦晢一朗監督作『祖谷物語 −おくのひと−』高田世界館にて上映!(10/30金〜11/6金)
※「フィルム文化祭」当日も上映と蔦監督単独での舞台挨拶あり

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上映詳細→http://takadasekaikan.com/archives/622

 

★高田世界館の映写機を実際に動かす!フィルム映写体験会
見学だけではなく、実際に手で触れてフィルム映写機の仕組みを学んでもらいます。
フィルムの重さから映写機のダイナミックさまで、デジタルとは何から何まで違うので、参加者からは驚きとともに毎回好評いただいている企画。
▼開催日時:10/31(土)13:00〜、11/3(火・祝)13:00〜
▼所要時間:30分程度
▼料金:無料
▼定員:各日5〜6名
▼要予約(メール/電話)→tsekaikan(at)gmail.com / o9o-4492-4o92(高田世界館・上野)

【ゲストプロフィール】
◎蔦 晢一朗(つた・てついちろう)
映画監督。1984年生まれ、徳島県出身。祖父は池田高校野球部の元監督・蔦文也。上京して東京工芸大学で映画を学び、07年に「夢の島」を製作。国内外で高い評価を得る。13年に地元、徳島の祖谷地方を舞台にした映画「祖谷物語ーおくのひとー」を発表。東京国際映画祭をはじめ、トロムソ国際映画祭で日本人初となるグランプリを受賞するなど多くの映画祭に出品され話題となる。次回作、祖父・蔦文元也監督のドキュメンタリーが本年公開予定。

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◎森田惠子(もりた・けいこ)
映像作家。近年の監督作として大正時代から続く北海道・浦河町の映画館を追った『小さな町の小さな映画館』(2011)、全国の映画館を撮影して回った『旅する映写機』(2013)がある。
次回作として全国の映写技師を追ったドキュメンタリー「まわる映写機めぐる人生」(仮称)を準備しており、高田世界館でも撮影を行う

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◎永吉洋介(ながよし・ようすけ)
1977年福岡生まれ。宮崎大学農学部中退。映写技師として活動する他、映写機の歴史を調べることをライフワークに、ギンレイホールが行っている映写機保存活動を手伝っている。『旅する映写機』には特別協力として参加。
今年に入り、次世代にフィルム文化を継承すべく高田世界館の老朽化した映写機のリニューアルを師匠の加藤元治氏とともに手がけ、見事に復活させる

永吉

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◎村木恵里(むらき・えり)

1967 年生まれ。日本映画学校卒業後、東映東京撮影所で編集助手となる。1998 年「時雨の記」でネガ編集を務める。 主な担当作品は「鉄道員(ぽっぽや)」「世界の中心で、愛をさけぶ」「悪人」。蔦監督の「祖谷物語ーおくのひとー」 のネガ編集も担当。 現在は東京国立近代美術館フィルムセンターの技能補佐員。

村木


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