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【イベント報告】『教育と愛国』斉加監督・澤田プロデューサー ご来場!

 

現在公開中のドキュメンタリー映画『教育と愛国』
8/7(日)に斉加尚代監督と澤田隆三プロデューサーがご来館し、上映後にトークショーを実施いたしました。

 

当日はコロナ禍にも関わらず多くの方にご来場いただきました。
また、近くに上越教育大学があることから、若い学生さんの姿も見られました。

 

 

普段は毎日放送という大阪のテレビ局で報道の現場に携わっているお二方。トークでは映画化に至った経緯や取材中の困難に至るまで色々なお話をしていただきました。
検定を受ける教科書会社に取材を申し込むも断られることもあったそうです。

劇中で驚きの発言をする歴史学者の伊藤隆氏については、その学術的業績については揺るぎないものがあることや(ファシズム研究において重要な論文を残している)、取材に対するオープンな姿勢(度量の大きさ)を強調されてました。

また同じく劇中に登場する籠池泰典氏からも公開後に監督に電話があったといい、映画の内容を褒めていたと仰っていました。(そして例のハガキは頼まれてやったことだと。)

 

質疑応答では学生からの質問を受ける場面も。
静岡の映画館ではサイン会の時に、同じく教師を志す学生さんが(映画を見て)悔し涙を流すというエピソードも披露してくださいました。当事者だからこそ深く感じ入る内容もあるのだと思います。

質疑では他にも現役の教師の方からも質問や教育現場の実態の共有などがあり、それに応える形で大阪における実態(3年定員割れになると廃校になるなど)についてもお話しいただきました。

トークでは折に触れて維新の会の影響力の大きさを口にしていたのが印象的でした。(在阪メディアが萎縮する実情についても触れられていました。)

 

トーク後のサイン会ではパンフレットを手に持つ多くの方で賑わいました。
皆さんそれぞれ熱い思いを監督さんやプロデューサーさんにぶつけていたようです。
コロナ禍ではありますが、こうした交流があると映画館が活気づきますね!

 

ポスターにサインもいただきました!

 

前日の8/6(土)は上田映劇(上田市)と長野相生座ロキシー(長野市)、そしてこの日は高田世界館の後にほとり座(富山市)で舞台挨拶と大忙しのご一行。ご来館ありがとうございました!

 

宣伝の松井寛子さんとともに

 

『教育と愛国』は8/19(金)まで上映中!

 

 

 

 

▼映画公式サイト
https://www.mbs.jp/kyoiku-aikoku/

 

 

▼予告編

 

 


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