過去の上映作品

5.25(土)〜6.1(土)『カムイのうた』

何一つ許されない、差別と迫害の日々ー。
1903年に生まれた実在の人物を通して浮かび上がる、アイヌ民族の真実の物語。

 

アイヌ民族で口承されてきた「ユーカラ」という叙事詩を、初めて日本語に訳した実在の人物・知里幸恵をモデルに描いた物語。

学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが、理不尽な差別といじめを受ける。ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授が、アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにテルの叔母イヌイェマツを訊ねてやって来る。叔母のユーカラに熱心に耳を傾ける教授の強い勧めでユーカラを文字で残すことに没頭していくことになったテルは、その出来栄えの素晴らしさから教授のいる東京で活動することに。そして、同じアイヌの青年・一三四と叔母に見送られ東京へと向かうテルだったが…

主人公・テル役は『あつい胸さわぎ』の吉田美月喜。アイヌの青年・一三四役には望月歩、叔母イヌイェマツを島田歌穂、兼田教授役を加藤雅也が演じている。監督・脚本は、『ぼくらの七日間戦争』の菅原浩志。
(2023年/日本/135分)

 

▼上映期間
5/25(土)〜6/1(土) ※火曜定休
上映スケジュールはこちら

 

▼公式HP
https://kamuinouta.jp/

 

▼予告編


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