『星くず兄弟の新たな伝説』手塚眞監督にご来場いただきました!
ご報告が大変遅くなりましたが、先日4月7日に、『星くず兄弟の新たな伝説』の特別先行上映があり、上映後には手塚眞監督の舞台挨拶、がありました!ご来場いただいた手塚監督、および皆様、ありがとうございました!!
1980年代。当時23歳だった手塚監督が制作したのが伝説のカルトムービー『星くず兄弟の伝説』でした。あれから33年経った今、なぜ新作を作ろうと思ったのか。当初の旧作30周年を記念して何かやりたいと集まった旧作出演者たちとライブイベント等を行っていたそうですが、そこからどんどん新作の話が盛り上がっていったそうです。23歳の若い感性で作った作品の続編を、30年もたった大人の自分が当時と同じ気持ちでできるか。若いうちに思いついても仲間内の冗談で終わってしまうことをほんとうにやってみたら?それは監督にとっても一つの挑戦で、大人の感性でキレイにまとめないように務めたそうです。そして、人々がリアルなものを求め、現実的でない話が作りにくい時代に対する、アンチテーゼという意味もあったとか。
そのような成り行きで作られていた33年ぶりの続編『星くず兄弟の新たな伝説』。旧作の出演者や監督を慕う友人の大物たちが続々と集まってきてくれたそうで、豪華なキャストを探すのも楽しい作品です!主演を務める二人の他、主要キャストは歌って踊れる役者さんがオーディションで選ばれたとか。若手キャストも切れ味のいいアドリブを見せている本作ですが、監督は「出演者がどれだけのびのびやっていきいきできるか、そういう環境を作るのが監督の仕事」とおっしゃっていました。だからこその、スクリーンの中で本当に生き生きしている出演者のみなさん!楽しいおもちゃ箱をひっくり返してぶちまけたみたいなこの作品が生まれたんですね。首都圏では2回3回と繰り返してみるリピーターが多数いらっしゃるというのもうなずけます。とにかく楽しい!!まさに、監督の思うがままです。久しぶりに、映画館で声を上げて笑いました。舞台挨拶後のサイン会でにこやかな笑顔をみせたくさんお話してくださる手塚監督の姿にそのお人柄がちらり。この監督のもとになら、たくさんの人が喜んで集うのもうなずけます!
最後に監督からは「スマホなどの小さな画面でも映画はみられるが、それは『映画を観た』という経験にしかならない。でも、映画館にこうして皆さん集まって大きなスクリーンで、音でみるということは、経験をこえた一つの『体験』となり、体験をもつことこそすばらしい。ぜひ映画館で映画をみにきてほしい」という、映画館スタッフとしては大変うれしいお言葉もいただきました。その話の流れから、世界館での『星くず兄弟の新たな伝説』本上映の際には、旧作のフィルム上映も合わせて行うという話につながりました!本上映は5/19(土)~6/1(金)です。また、監督の次の新作のお話もチラリとでましたね。こちらも楽しみです。みなさま、ぜひ映画館で手塚眞ワールドを堪能しに来てください!!
夜は高田の夜桜も堪能していかれた手塚眞監督。ほんとうにありがとうございました!
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▼舞台挨拶のもようが上越タウンジャーナルにも!
https://www.joetsutj.com/articles/70597668
▼旧作『星くず兄弟の伝説』デジタル版・DVD制作計画!
クラウドファンディングよろしくお願いします!
https://a-port.asahi.com/projects/hoshikuzudvd/
▼『星くず兄弟の新たな伝説』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=u5SlA_8gCNw
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