長く沈黙を保ってきたひめゆり生存者のみなさんによる生の声
終戦記念日にあわせ、再上映
第二次世界大戦末期、日本軍と米軍による住民を巻き込んだ地上戦が展開された沖縄では、看護活動のため15歳から19歳の女学生222名が急きょ動員された。のちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになった少女たちは、砲弾の飛び交う戦場に配属され、病院とは名ばかりの暗い壕の中で、負傷した日本兵の看護をはじめ手術の手伝い、死体処理まで命じられる。約三か月の間に123名が戦死。生きのびた生徒たちの多くは、戦後長く沈黙を保ってきた。そんなひめゆり学徒の生存者22名が、戦場の体験と亡き友への想いを自らの言葉で綴った初の長編ドキュメンタリー。監督は、ひめゆり平和祈念資料館のリニューアルの総合プロデューサー・コーディネーターを勤めた柴田昌平。なお、本作はひめゆりの生存者の方々の意向で、テレビ放映やビデオ・DVD販売を行わないため、劇場のみでの公開となる。
(2006年／日本／130分)
▼上映期間
8/16(土)・8/17(日)限定 ※両日とも10:00 〜上映
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