11.5〜11.11『シリア・モナムール』

シリア内戦から5年。
1001 人のシリア人の人々が捉えたシリア内戦の現実。
混迷を極めるシリア内戦の初動を描いた
衝撃のドキュメンタリー。
11/5(土)公開初日トークショー開催決定!
ゲスト:ナジーブ・エルカシュ氏(シリア人ジャーナリスト)
予告編
▼上映期間:2016年11月5日(土)〜11月11日(金) ※火曜定休
▼上映時間:11月5日*、11月6日→14:00、11月7日〜11月11日→13:30
*上映後にトークショーあり
《作品紹介》
2011年に始まった民主化運動「アラブの春」。それは長年にわたり独裁政権が権力の座につくシリアにも波及した。市民たちはデモを繰り返し政権打倒を訴えたのだが、そこから悲劇は始まったのであった…。
政権側の軍隊は市民に対し発砲という暴力的な手段によって鎮圧を敢行、そしてそれは市民に対する虐殺や拷問へとつながっていき、内戦と呼ぶべき凄惨を極める事態へと展開していくのであった。
日々ネット上にはそうしたシリアの状況を訴える映像が市民から投稿され、全世界へと拡散されていった。そうしたなか、シリア出身でフランスに亡命中の映像作家であるオサーマ・モハンメドがネット上の映像を駆使して映画製作にとりかかったのであった。
本作品は膨大な映像を集めて編集されたドキュメンタリーであるとともに、芸術性も兼ね備えた映像詩である。オサーマ監督の他に現地で撮影を行ったクルド人女性も共同監督として名を連ねており、彼女との対話の中でこの作品は作り上げられていった。山形国際ドキュメンタリー映画祭優秀賞、ロンドン国際映画祭ベスト・ドキュメンタリー賞受賞。
公式サイト
http://www.syria-movie.com/
【トークゲスト紹介】
ナジーブ・エルカシュ(ジャーナリスト)
1973年シリア生まれ。レバノンのベイルートアメリカン大学卒業(専攻は心理学)。英国のロンドンフィルムアカデミーで映画制作を学び1997年に来日。東京大学大学院、名古屋大学大学院にて映画理論を研究、日本映画のヌーベルバーグ、主に今村昌平を専門にした。
制作会社リサーラ・メディアの代表として1998年から日本や北東アジアを取材し、アラブ諸国やヨーロッパのメデイアに取材を配信。東日本大震災以降、東北を集中的に取材する。
アラブ・アジア・ネットワーク(A-Net)の代表として、文化交流の分野でも活動。2005年〜2008年東京アラブ映画祭(日本国際交流基金主催)や山形国際ドキュメンタリー映画祭のアドバイザー。2008年にアラブ・フェスティバルを主催し、アラブのジャズ音楽やアニメオタク文化を紹介した。
テレビ出演番組にBS-TBS【外国人記者は見た!】レギュラーゲスト、『NEWS ZERO』、『テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース』、『カツヤマサヒコSHOW』など。
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